『デンタルプロジェクト』GWに行ってまいります!
[デンタルプロジェクト活動報告]
みなさまこんにちは!
大変お久しぶりになってしまいました。
今年に入ってフィリピン、セブ島のコーディネーターのカルメラさんと打ち合わせを繰り返し、「デンタルプロジェクト」としてようやく活動できるまでになりました。
プロジェクトはゴールデンウィークに行うことに決定しました。
まずはスラムの人々の無償での歯科治療。フィリピンでは歯科医院に通うことができるのは富裕層の人たちで、スラムの人々は歯科医院に行ったことがない方がほとんどだそうです。
歯科診療バスでの診察は感染のこともあり、今回は屋外での治療のみになるようです。
青空歯科診療って感じのイメージですね。
もちろんトラブルが起こった時のために、内科医などの医療チーム、協力してくれる歯科医院や、歯科大学などのサポートも入るとのこと。
次に、これはFootRootsが最も願っていること。
「歯科口腔衛生指導とフッ化物洗口」を行い、子供たちの虫歯の罹患率を下げること。
今のフィリピンは50年前の日本のようだなと感じています。
50年前の日本の子供たちは虫歯罹患率が高く、甘味食物のコントロールも意識されておらず、甘いもの食べ放題、歯磨きの重要性も認識されていませんでした。
現在、日本では高校生まで学校で歯科検診を行い、口腔衛生指導も学校教育で行い、市町村によっては幼稚園、小学校でフッ化物洗口を行い、虫歯罹患率が大きく減少しています。
滋賀県では竜王町、守山市などでフッ化物洗口を取り入れていて、竜王町に関してはほぼ虫歯0だそうです。すごくないですか???
サモアで同じようにフッ化物洗口を行なっている日本人歯科医師の方にも相談を聞いたところ、サモアのある小学校でフッ化物洗口を6年間続けた結果、虫歯罹患率が下がり、今ではサモアの小学校にフッ化物洗口が広がっているとのこと。
やはり教育は大切だ、それと同時にフッ化物洗口での虫歯予防は、どの地域でも大きく効果を挙げています。
FootRootsはフィリピンセブ島で「歯科口腔衛生指導とフッ化物洗口」を継続して行い、サンプリングをとって、フィリピンの歯科医師や社会に説明し、セブからフィリピン全土、東南アジアの国々に広めていきたいと思っています。
では、次回の報告までごきげんよう!!!
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